オニール流 ダヤの投資日記

投資日記。間違っている可能性もあるので参考程度に見ていただきたい。投資は自己責任でお願いします。

M 株式市場の動向 Market Direction

重要な理由

市場が下向きのときは保有している株式の銘柄のうち三銘柄は平均価格とともに真っ逆さまに下落する。強気相場なのか弱気相場なのか、強気相場なら初期段階なのか終盤なのかを知る必要がある。さらに重要なのはマーケットの現在の状況を把握することである。調整なのかそれとも悪化しているのかを判断することは一番重要だと書かれている。

 

M 株式市場の動向 Market Direction

マーケットの天井を見極める方法

ナスダックやS%P500指数の売り抜け日のカウント数が5週間以内に4~5日溜まると下落し始める可能性ある。2~3週間とやや短い期間でも明確な売り抜けが4日あればそこまで上昇してきた市場を下落させるだけの力を十分に蓄えて可能性がある。売り抜け日の出来高が多ければ多いほど機関投資家が売っている可能性がある。
売り抜け日とは指数が前日の出来高より増加したのに株価は下げて引けたことが示されたら、その下落率が0.2%以上であれば「売り抜け日」として数える。

機関投資家は上昇途中に売り出す。なぜなら保有量が桁外れに多いから。

彼らはなるべく高く売りたい。ただ保有量が多すぎるため天井で売り始めても捌ききれない。

だから上昇途中で売り始める。そして最後に弱者に売りつけて落とす。

主導株から市場の天井を見極める。

市場を引っ張っていたいくつかの主導銘柄が下落した場合注意。

機関投資家が売り終わっているかもしれない。要注意。

マーケットの底を見極める方法 フォロースルー

ナスダックやS&P500指数が弱気相場になって下落する。下落が止まり反発する。その底値を1日目とし4日目以降に前日よりも出来高を大幅に増やして上昇する。(1.5%~2%)これがフォロースルーと呼ばれる上昇相場への転換点。
ただし、底値を下回った場合はそのフォロースルーは騙しなのでまた新たなフォロースルーを待つ必要がある。全てのフォロースルーが機能するとは限らない。
フォロースルーを確認したら銘柄が正しいベースから抜け出たら買い始めてもよいという許可に過ぎない。騙しもあるのでしっかり確認してから買い始めること。

機関投資家は売り切って保有がほとんど無い。彼らは底で株を仕入れていく。

だが出来高はごまかせないので底を確認するときは上記の方法で確認するとなるべく安く銘柄を買えるかもしれない。

FRB金利変化に気を付ける

金利の上昇によって株式よりも金利の良い金融資産に資金が流れたりするので要注意。

出典 引用:オニールの成長株発掘法 【第4版】

オニールの相場師養成講座―成功投資家を最も多く生んできた方法

まとめ

株式市場の方向。日々の平均株価と出来高の動き、および個々の主導銘柄の動きを正確に読み取り、マーケット全体の方向性を判断する方法を学ぶこと。個人的には一番重要だと思う。
投資は自己責任でお願いします。