ピラミッディング
ピボットポイントからブレイクアウトした銘柄が上昇するか確認しながら増し玉(買い増す)をする方法。
石橋を叩いて渡るようにしっかりと上昇する安全なブレイクアウトだと確信してから増し玉をする。
ピラミッディングの内容
一般に、株を買うタイミングのピボットポイントでまずは買い、その後株価が二~三%上昇した時にピラミッディングをする。順調に上昇している銘柄に少しずつ量を減らしながら増し玉をするのが基本で、こうすることで正しい銘柄選択ができたと思われるときにだけ増し玉をしていける。銘柄選択が誤っていて、最初の買値よりも一定額を下回ったら、その銘柄にかかわるポジションはすべて損切った。
ピラミッディングの例
まずピボットポイントをブレイクアウトするか確認する。
ピボットポイントに10セント(10円)足した金額から最初の資金で購入する。
その後ピボットポイントから2.5%上昇したところで増し玉。
最後にピボットポイントから5%上昇したところで増し玉を行う。
上限はピボットポイントから5%までで何%で増し玉を行うかは本人次第。
この方法は上昇が本物かどうかの確認作業でもある。
もし上昇しなかった場合は勢いが弱いのか、何か問題がある可能性もある。
もし下落しても資金を分けて投入できるので最小の損で済ませることもできる。
安全マージンを取れるのが利点。
欠点としては取得単価が上昇すること。
資金の投入額の例
購入額の割合は最初に5割。一回目の増し玉で3割。二回目の増し玉で2割など。
めんどくさいなら最初に7割。一回目の増し玉で3割購入する。
但し下落したときの損も増えるから自分に合った配分で。
資金量によって効率的に投資をする場合は保有数を決め、一銘柄に資金をどれだけ投入するかわからない場合はこれに書いてます。
まとめ
ピラミッディングはピボットポイントからブレイクアウトした銘柄の上昇を確認しながら増し玉をしていく手法。
この方法なら損を最小限にしつつ、利益を最大限にできるだろう。